Dropboxの電子署名サービスに不正アクセス - 顧客情報が流出
顧客情報へのアクセスが確認されたが、現地時間5月1日の時点で、同サービスのアカウントで扱った文書や契約などに対するアクセスの痕跡は確認されていないという。
同社では同問題を受けて同サービスへ接続するすべてのデバイスを一旦ログアウトさせ、ユーザーパスワードのリセットを実施。
APIキーやOAuthトークンの変更にあたり調整を進めており、利用者に対して、古いAPIキーの利用を中止し、あらたに生成したAPIキーを用いるよう求めている。
一方、オンラインストレージサービスの「Dropbox」をはじめ、同社の他サービスについては異なるインフラで稼働しているとし、今回判明した侵害の影響について否定している。
(Security NEXT - 2024/05/02 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Cisco IOS/IOS XE」に脆弱性 - すでに悪用やPoC公開も
Cisco製FWやOSにクリティカル脆弱性 - すでに攻撃試行も
学生個人情報をスケジュール管理ソフトで教員間に誤共有 - 中京大
タイ子会社でサーバや端末がランサム被害 - ダイヤHD
区民センターのコンサート案内メールで誤送信 - 港区
業務用USBメモリが所在不明、患者情報含む可能性 - 虎の門病院
米子会社がランサム被害、影響など詳細を調査 - 天龍製鋸
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
偽「国勢調査」に注意 - 罰則で不安煽り、記念品で関心引く
Fortraのファイル転送ソフト「GoAnywhere MFT」に深刻な脆弱性