高校で進路アンケート調査結果が閲覧可能に - 東京都
東京都教育委員会は、都立高校において進路アンケート調査の結果が閲覧できる状態になっていたことを明らかにした。
同委員会によれば、生徒15人分の進路アンケート調査の結果を閲覧できる状態となったもの。氏名、志望大学、大学の受験方法、大学入学共通テストおよび大学個別テストでの受験予定科目などが含まれる。
8月27日に教諭が「Microsoft Forms」を用いたアンケートを生徒18人で構成される「Microsoft Teams」にて送信し、15人が回答。同月30日に生徒1人のスマートフォンに通知があり、開封したところ、15人分の進路アンケート調査が一覧になった表計算シートが表示された。同日、同生徒から担任教諭に相談があり判明した。
問題判明後、同教諭は同アンケート調査をMicrosoft Formsから削除。都教委では、表計算シートに対するアクセスログを解析し、通知を受けた生徒以外の17人が回答内容を閲覧していないことを確認した。
同校では対象となる18人の生徒と保護者に対し、経緯の説明と謝罪を行い、全生徒の保護者にも説明と謝罪を行ったとしている。
(Security NEXT - 2023/09/07 )
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