Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アパレル通販サイトに不正アクセス - サイト閉鎖後に問題発覚

アパレル用品の通信販売サイト「TOMS Official Store」が不正アクセスを受け、個人情報が外部に流出した可能性があることがわかった。サイトの閉鎖より約2カ月後に被害が発覚したという。

同サイトを運営する双日インフィニティによれば、サイトのシステムの脆弱性を突く不正アクセスがあり、データを窃取する悪意あるプログラムを設置されたもの。

同サイトは、2022年8月31日に販売を終了し、同年10月1日に閉鎖されている。しかし、2022年11月29日になってクレジットカード情報が流出した可能性が判明。翌30日に個人情報保護委員会へ報告するとともに調査を進めていた。

2021年4月22日よりサイトを閉鎖した2022年8月31日にかけて、同サイトで会員登録や購入した顧客、商品の配送先など、個人情報3万6311件が流出した可能性がある。さらに購入時に用いられたクレジットカード情報3840件についても窃取され、不正に利用されたおそれがある。

氏名や住所、電話番号、メールアドレス、性別、生年月日、ファックス番号、会社名、クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードなどが対象となる。

(Security NEXT - 2023/02/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

サーバにランサム攻撃、個人情報流出の可能性 - 福井電機
「Twig」に脆弱性 - EOLの旧版にもアップデートを用意
ALSIの複数製品にCSRF脆弱性 - OEM製品にも影響
配信者のメルアドなど特定操作で閲覧可能に - 音声ライブ配信サービス
Wi-Fiルータ管理ツール「Synology Router Manager」に脆弱性
「ImageMagick」や「Linuxカーネル」の既知脆弱性が攻撃の標的に
教員向け説明会の申込者情報が閲覧可能に - CoIU設立基金
無関係のファクタリング契約先に企業情報約2800件を誤送信 - 八十二銀
「SonicOS」脆弱性、悪用の可能性 - 「SSL VPN」経由で攻撃のおそれも
デイサービス利用者の個人情報含むUSBメモリが所在不明に - 練馬区