Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「オリコ」装うフィッシング攻撃の報告が増加 - 15種類以上の件名

オリエントコーポレーションのクレジットカードブランド「オリコ」を悪用するフィッシング攻撃の報告が増加しているとして、フィッシング対策協議会が注意喚起を行った。

問題のフィッシングメールは、「お支払い予定金額のご案内」「Oricoカードからの緊急の連絡」「お支払い方法変更のご案内」など、さまざまな件名で送り付けられており、確認されているだけでも15種類にのぼっている。

メールの本文では、本人による利用であるか確認したい取引があるなどと説明して偽サイトへ誘導。住所や電話番号、クレジットカード情報などをだまし取ろうとしていた。

12月9日の時点でフィッシングサイトの稼働が確認されており、同協議会ではJPCERTコーディネーションセンターへ調査を依頼。類似したフィッシング攻撃に注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2022/12/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

水道局を装う偽メールに注意 - 「未払料金ある」と誘導
「電気料金未払い」と不安煽りクレカ情報だまし取るフィッシング
フィッシング攻撃で日本赤十字社のメアドになりすまし
JR西日本の会員サービスを装うフィッシング攻撃に注意
「ビックカメラ」からの「異常通知」装うフィッシング攻撃
「支援金5万円」とだますフィッシング - 偽マイナポータルへ誘導
「口座が凍結されました」 - ゆうちょ銀装うフィッシングに注意
「マネロンのおそれ、対応しないと法的措置」と脅すフィッシング
「給付金に関するお知らせ」などと内閣府かたる詐欺メール
「dカード」利用者を狙う偽メール - 架空の利用照会など複数文面で