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オープンソースの検索エンジン「OpenSearch」に脆弱性

「Elasticsearch」より派生したオープンソースの検索エンジン「OpenSearch」に脆弱性が明らかとなった。アップデートにて修正されている。

アクセス制御ルールの実装に問題があり、不正な認証が行われるおそれがある脆弱性「CVE-2022-41918」が判明したもの。

同脆弱性のCVE番号を採番したGitHubでは、共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」においてベーススコアを「6.3」、重要度を上から3番目にあたる「中(Moderate)」と評価した。

一方、米国立標準技術研究所(NIST)による脆弱性データベース「NVD」ではCVSS基本値を「9.8」、重要度をもっとも高い「クリティカル(Critical)」としている。

同脆弱性は、「同2.4.0」「同1.3.7」にて修正されており、アップデートが呼びかけられている。

(Security NEXT - 2022/11/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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