Google、複数の脆弱性を修正した「Chrome 105.0.5195.125」など公開
Googleは、「Chrome 105.0.5195.125」をはじめとするセキュリティアップデートをリリースし、複数の脆弱性を修正した。
Windows向けに「Chrome 105.0.5195.125」「同105.0.5195.126」「同105.0.5195.127」、macOSおよびLinux向けに「105.0.5195.125」をリリースしたもの。
今回のアップデートでは、セキュリティに関する11件の修正を実施。CVEベースで7件の脆弱性に対処したことを明らかにしている。
いずれも脆弱性の重要度を4段階中、上から2番目にあたる「高(High)」とレーティング。もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
具体的には、解放後のメモリを使用するいわゆる「Use After Free」の脆弱性4件に対応したほか、ヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性、検証不備の脆弱性などを解消している。
同社では、今後数日から数週間をかけて同バージョンを展開していく。今回修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2022-3195
CVE-2022-3196
CVE-2022-3197
CVE-2022-3198
CVE-2022-3199
CVE-2022-3200
CVE-2022-3201
(Security NEXT - 2022/09/15 )
ツイート
PR
関連記事
全校生徒の名簿データを第三者へメール誤送信 - 大洲市
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
物流検品システムなどまもなく復旧、物量制限は解除へ - ランテック
コミュニケーションサポーターのメアド流出 - 茨城県国際交流協会
ランサムでシステム障害、配送遅延など影響 - センコーグループ子会社
職員が顧客情報をUSBメモリで持出、日次確認で判明 - 一関信金
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
スポーツグッズ通販サイトで個人情報流出か - 不正プログラムや改ざんを確認
ランサム攻撃で暗号化被害、公共工事のデータも - 松永建設
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開