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フィッシングサイトの8割強がクレカブランドを標的に

BBソフトサービスは、7月に同社製品で収集したフィッシングサイトの状況を取りまとめた。

同月にフィッシング攻撃で悪用がもっとも多かったブランドは「三菱UFJニコス」。次いで「三井住友カード(Vpass)」が多かった。「セゾンカード」「イオンカード」なども上位10ブランドに入っている。

また7月にあらたに見られた動きとしては、三越伊勢丹ショッピングサイトのログイン情報を盗むフィッシングサイトが観測された。

カテゴリ別に見ると、「クレジットカード、ファイナンス」が前月から15.5ポイント増となり、83.2%にのぼっている。「ECサイト(5.9%)」「ウェブサービス(5.0%)」「携帯キャリア(2.8%)」が続いた。

同社が観測したフィッシング詐欺サイトにおいて悪用が多かった上位10ブランドは以下のとおり。

第1位:三菱UFJニコス
第2位:セゾンカード
第3位:au
第4位:Amazon
第5位:三井住友カード(Vpass)
第6位:イオンカード
第7位:えきねっと
第8位:NHK
第9位:エポスカード
第10位:メルカリ

(Security NEXT - 2022/09/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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