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サイト改ざんで迷惑メール送信の踏み台に - リサイクル事業者

リサイクル事業を展開するJ&T環境は、ウェブサイトが不正アクセスを受け改ざんされたことを明らかにした。3月5日よりサイトを閉鎖しており、復旧は6月末になる見通し。

同社によれば、コンテンツマネジメントシステム(CMS)に対して外部より不正アクセスがあり、メール送信プログラムを不正に設置され、不特定多数へメールを送信する踏み台として悪用されたという。

同社では3月5日にサイトを閉鎖。原因および被害状況の調査を行い、6月6日に調査を終えた。

不正アクセスによるサイトの改ざんやサイト利用者への影響は確認されなかったと説明。同サイトでは個人情報を保有しておらず、個人情報の流出はないとしている。ウェブサイトの再開は6月末となる予定。

(Security NEXT - 2022/06/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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