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ISPの顧客情報が設定作業の孫請からファイル共有ソフト経由で流出

TOKAIは、同社ISPサービス「TOKAIネットワーククラブ」の顧客情報が、ファイル共有ソフト上へ流出したと発表した。

氏名や住所、電話番号、訪問情報など40件の顧客情報が、パソコンの設定業務を行う孫請け業者からインターネット上へ流出したもの。ファイル共有ソフトがインストールされたパソコンで、顧客情報の登録や管理を行っており、ウイルス感染が原因で外部へ漏洩したという。

同社では関連する顧客に対して連絡し、事情の説明や謝罪を行っているが、流出した情報が不正に利用されたといった報告は受けていない。同社では、2008年6月にも業務委託先から顧客情報45件がファイル共有ソフトを通じて流出する事故が発生している。

(Security NEXT - 2010/07/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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