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VMware、「VMware ESXi」などにアップデートを公開

VMwareの開発チームは、「VMware ESXi」「VMware Workstation」「VMware Fusion」のセキュリティアップデートをリリースした。

域外のメモリを読み込む脆弱性「CVE-2020-3960」が明らかとなったもの。ローカル環境で管理者としてアクセス権限を持たない攻撃者が、メモリの内容を取得するおそれがある。

共通脆弱性評価システムであるCVSSv3のスコアは「7.1」。重要度は、4段階中2番目にあたる「重要(Important)」とレーティングされている。

同社は、「VMware ESXi」向けにアップデートとなる「ESXi670-202006401-SG」「ESXi650-202005401-SG」をリリース。あわせて「VMware Workstation 15.5.5」「VMware Fusion 11.5.5」を公開し、アップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/06/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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