Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「ColdFusion」に複数の深刻な脆弱性 - アップデートを公開

Adobe Systemsは、「ColdFusion 2016」「同2018」の脆弱性を解消するセキュリティアップデートを公開した。

リモートよりファイルの読み込みが可能となる「CVE-2020-3761」や、ウェブサイトディレクトリにあるファイルの実行が可能となるファイルインクルードの脆弱性「CVE-2020-3794」が明らかとなったもの。

脆弱性はすべてのプラットフォームに影響があり、いずれも脆弱性の重要度を3段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とレーティングしている。

同社は脆弱性を修正した「ColdFusion 2018 Update 8」および「同2016 Update 14」を公開。適用優先度を3段階中2番目にあたる「2」とレーティングし、30日以内を目安にアップデートするよう利用者へ呼びかけている。

(Security NEXT - 2020/03/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Exchange Server」のハイブリッド構成に深刻な脆弱性 - MSが定例外アドバイザリ
秘密管理ツール「OpenBao」に脆弱性 - 任意のコード実行が可能に
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ
「GitLab」にアップデート - 12件の脆弱性を解消
「ICS」や「Avalanche」などIvanti複数製品に脆弱性
SAP、月例アドバイザリを公開 - 複数の「クリティカル」脆弱性
Fortinet、「FortiOS」に関する複数の脆弱性を解消