Windowsのログオン制御ソフトに認証回避の脆弱性
飛天ジャパンが提供する「SecureCore Standard Edition」に認証不備の脆弱性が含まれていることが判明した。パッチやアップグレードで修正が行われている。
同製品は、Windowsへのログオンを制御するソフトウェア。脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、脆弱性「CVE-2018-16160」が存在し、「同2.x」を「Windows 8」および「Windows 8.1」環境下で利用した際、認証が回避され、端末へログインされるおそれがあるという。
同脆弱性は、ビズリーチの大田大輔氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。「SecureCore Standard Edition 3.0」で修正されたほか、「同2.x」の利用者に対して脆弱性を修正するパッチが提供されている。
(Security NEXT - 2018/10/24 )
ツイート
PR
関連記事
「Cisco ASA」狙うゼロデイ攻撃、5月に複数政府機関で確認
「MS Edge 141」がリリース - 12件の脆弱性を解消
「Termix」のDockerイメージにSSH認証情報が流出するおそれ
米当局、脆弱性5件の悪用に注意喚起 -10年以上前の「Shellshock」関連も
「Django」に複数の脆弱性 - 修正アップデートを公開
「Firefox」に複数脆弱性 - アップデートが公開
Mozilla、最新版ブラウザ「Firefox 134」を公開 - 複数の脆弱性を修正
「Firefox 135」がリリースに - 脆弱性11件を解消
「Firefox 135.0.1」がリリース - 脆弱性1件を解消
「Firefox 136」がリリース - ESR版では「クリティカル」脆弱性を修正