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Apple、「iOS 11.4.1」をリリース - 脆弱性22件を修正

Appleは、最新OSとなる「iOS 11.4.1」をリリースし、複数の脆弱性を解消した。

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「iOS 11.4.1」をリリースしたApple

同アップデートでは、「iPhoneを探す」におけるバグの修正のほか、CVEベースで22件の脆弱性に対処した。

「WebKit」に関連する脆弱性15件を解消。さらにカーネルにおける脆弱性「CVE-2018-4282」や「Wi-Fi」に関する脆弱氏「CVE-2018-4275」に対応した。

そのほか、「libxpc」「絵文字」「CFNetwork」「LinkPresentation」などの脆弱性を修正している。今回修正した脆弱性は以下のとおり。

CVE-2018-4293
CVE-2018-4290
CVE-2018-4282
CVE-2018-4280
CVE-2018-4248
CVE-2018-4277
CVE-2018-4278
CVE-2018-4266
CVE-2018-4274
CVE-2018-4270
CVE-2018-4284
CVE-2018-4261
CVE-2018-4262
CVE-2018-4263
CVE-2018-4264
CVE-2018-4265
CVE-2018-4267
CVE-2018-4272
CVE-2018-4271
CVE-2018-4273
CVE-2018-4260
CVE-2018-4275

(Security NEXT - 2018/07/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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