Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「VMware Workstation」「Fusion」にサービス拒否の脆弱性

「VMware Workstation」「VMware Fusion」にサービス拒否に陥る脆弱性が含まれていることがわかった。一部バージョンに対してアップデートがリリースされている。

20180316_vm_001.jpg
注意喚起を行ったVMware

両製品において、多数の「VNCセッション」を開くことでサービス拒否に陥る脆弱性「CVE-2018-6957」が含まれていることが判明したもの。

脆弱性の重要度は「重要(Important)」。「VNC」はデフォルトで無効となっており、有効化している場合に脆弱性の影響を受けるとしている。

同社は、アップデートとして「VMware Workstation 14.1.1」「Fusion 10.1.1」をリリース。「VMware Workstation 12.x」「Fusion 8.x」にはアップデートを提供しておらず、緩和策をアナウンスしている。

(Security NEXT - 2018/03/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」の脆弱性、関連機関がアップデートを強く推奨
「Telerik Report Server」に深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「VMware ESXi」「vCenter Server」に脆弱性 - 修正パッチが公開
Oktaのウェブブラウザ向けプラグインにXSS脆弱性
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を修正