Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

アイ・オー製ネットワークカメラにCSRFの脆弱性 - 修正ファームウェアが公開

アイ・オー・データ機器が提供する複数ネットワークカメラのファームウェアに脆弱性が含まれていることがわかった。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、同社が提供する「TS-WPTCAM」「TS-WPTCAM2」「TS-PTCAM」「TS-PTCAM/POE」「TS-WLC2」「TS-WLCE」「TS-WRLC」のファームウェアにクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性「CVE-2017-2223」が含まれていることが判明したもの。

これら製品へログインした状態で細工されたページへアクセスすると、意図しない操作が行われるおそれがある。

同脆弱性は、三井物産セキュアディレクションの諌山貴由氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告し、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性を修正したファームウェアが公開されている。

(Security NEXT - 2017/06/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Red Hat OpenShift AI」に脆弱性 - クラスタ管理者権限奪取のおそれ
「Acronis True Image」に脆弱性、アップデートで修正
Western DigitalのNAS製品「My Cloud」に深刻な脆弱性
「WordPress」にアップデート、複数脆弱性を解消 - 旧版利用者は注意
「NVIDIA App」「Nsight Graphics」に脆弱性 - アップデートを公開
「VMware Aria Operations」や「VMware Tools」に脆弱性 - 修正版を公開
Doxense製プリントサーバ管理ソフト「Watchdoc」に深刻な脆弱性
構成管理ツール「Chef Automate」に深刻な脆弱性 - 9月初旬に修正
「Rancher Manager」に脆弱性 - フィッシング悪用や情報漏洩のおそれ
メールセキュ製品「Libraesva ESG」に脆弱性 - すでに悪用も、国家関与か