Sambaにリモートより攻撃可能な深刻な脆弱性 - 「同3.5」以降に存在
Sambaにリモートより攻撃を受けるおそれがある深刻な脆弱性が判明した。開発チームは、パッチを公開するとともに、早急にアップデートを実施するよう呼びかけている。
脆弱性が判明したSamba
書き込み権限を持つリモートのクライアントからライブラリファイルをアップロードされ、実行されるおそれがある脆弱性「CVE-2017-7494」が判明したもの。同脆弱性は、同3.5.0以降のバージョンに含まれるという。
開発チームでは、同脆弱性へ対処した「同4.6.4」「同4.5.10」「同4.4.14」をリリース。
旧バージョンに対してもパッチを用意したほか、パラメータを追加する緩和策についてアナウンスしている。
同脆弱性の判明を受け、開発チームでは、できる限り早期にアップデートを行うよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2017/05/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
サードパーティ製ソフトに起因する脆弱性7件を修正 - Atlassian
「MS Edge 124」がリリース、脆弱性17件を修正
「PAN-OS」脆弱性への攻撃、国内でも被害報告
「ClamAV」にクリティカルパッチ - サービス拒否の脆弱性など修正
「PAN-OS」のアップデートが公開 - 旧版にも順次提供予定
「PAN-OS」脆弱性、攻撃条件を修正 - 一部緩和策が「効果なし」に
「PAN-OS」脆弱性に対する攻撃が増加 - コマンドで悪用試行を確認可能
「PAN-OS」脆弱性の詳細や悪用コードが公開済み - 攻撃拡大のおそれ
WP向けメールマーケティングプラグインにSQLi脆弱性
HashiCorpのGo言語向けライブラリ「go-getter」に脆弱性