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マイナンバーカード管理システムで一時障害 - 一部カード交付業務に影響

個人番号カード管理システムを構成する中継サーバの1台が、10月22日に一時正常に動作せず、一部の自治体でカード交付業務に影響が出たことがわかった。

情報システム機構によれば、10月22日の業務開始時より、個人番号カード管理システムを構成する中継サーバ4台のうち1台で障害が発生。同サーバは市区町村と同機構との通信を中継するもので、一部の市区町村における個人番号カード交付業務に影響が出たという。

同日10時52分に、障害の発生したサーバを切断。のこる3台のサーバで分散処理を行うことにより、障害を解消した。

同機構は今回発生した障害の原因について、ハードウェアの故障と説明。同日18時20分に故障したハードウェアの部品を交換。正常に動作することを確認した。今後はログ解析を行い、詳細な原因の分析を進める。

(Security NEXT - 2016/10/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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