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ブルーコートのマルウェア解析アプライアンスに複数の脆弱性

ブルーコートシステムズの「Blue Coat Malware Analysis Appliance」に複数の脆弱性が含まれていることがわかった。セキュリティ機関が注意を呼びかけている。

同製品は、エミュレーションや仮想型のサンドボックスを備え、ネットワーク上のマルウェアを解析できるセキュリティアプライアンス。

セキュリティ機関によれば、同製品の検索ページに任意のスクリプトを実行させることが可能となるクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性「CVE-2015-0937」が存在するという。また、本来アクセスできないコンテンツへアクセスが可能となり、情報が漏洩する脆弱性「CVE-2015-0938」が含まれていた。

「同4.2.3.20150129-RELEASE」にて影響を受けることが確認されているが、他バージョンについても影響を受けるおそれがある。また「同4.2.4.20150312-RELEASE」については、一部修正されたとの情報があるが、セキュリティ機関では修正を確認していないという。

(Security NEXT - 2015/04/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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