Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

東大病院のサイトが改ざん被害、原因は管理PCのウイルス感染 - 個人情報漏洩は否定

東大病院は、同院サイトのトップページが一時改ざんされたことを明らかにした。更新用パソコンのウイルス感染が原因だという。

20130605_th_001.jpg
改ざんが発生した東大病院のトップページ

同院によれば、改ざんが発生したのは5月30日20時ごろ。ウイルスに感染する外部サイトへ誘導するよう改ざんされ、閲覧によりマルウェアへ感染するおそれがあった。翌31日1時ごろに被害へ気がつき、2時半ごろに不正ページなページを削除した。

同サイトを管理する業務委託先のパソコンがウイルスへ感染し、今回の被害が発生したという。個人情報を管理するシステムは独立しているとしており、個人情報漏洩については否定している。

期間中にウェブサイトへアクセスした利用者に対して、最新のセキュリティ対策ソフトなどを利用し、ウイルスへ感染していないか確認するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/06/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害で学生の個人情報流出を確認 - 宮城学院
子会社サイトが改ざん被害、外部サイトに誘導 - 福岡ひびき信金
笹だんごの通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
サイトが改ざん被害、オンラインカジノへ誘導 - 東京外大
サイトが改ざん被害、外部へ誘導される状態に - 京都府社会福祉協議会
中国支援の攻撃グループ、世界規模で通信など重要インフラを攻撃
サイトに不正プログラム、個人情報流出の可能性 - 靴通販サイト
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
企業サイトが改ざん、無関係の通販サイトが表示 - カイゼンベース