Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本産廃処理処理振興センターのサイトが改ざん - 閲覧で偽セキュリティソフト感染の可能性

日本産業廃棄物処理振興センターのウェブサイトが改ざんされ、閲覧により偽セキュリティ対策ソフトに感染する可能性があったことがわかった。

同センターによれば、ウェブサイトに対して外部から不正アクセスが行われ、同サイトの「新着情報」や「お知らせ情報」の一覧ページ、講習会や研修会の関連ページが改ざんされたという。

問題のページを閲覧すると、利用者の環境によっては偽セキュリティ対策ソフトの亜種「TROJ_FAKEAV.SMW3」に感染するおそれがあった。感染すると「System Care Antivirus」が立ち上がり、ほかのソフトの操作ができなくなるという。

同センターでは、5月17日に改ざんされたページの修復をすでに終えており、心当たりがある利用者に対してウイルスの駆除など対策を実施するようアナウンスを行っている。

(Security NEXT - 2013/05/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
企業サイトが改ざん、無関係の通販サイトが表示 - カイゼンベース
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
観光業界向けオンラインメディアが改ざん被害 - 外部サイトへ誘導
日本語学習支援施設のサイトが改ざん被害 - 横浜市
草津市指定管理者の運営2サイトが改ざん被害 - 偽警告を表示
人材紹介サイトが改ざん、個人情報は別システムで管理 - AGSグループ
サイトが改ざん被害、別サイトへ誘導 - 富山市内の商業施設
ポケモングッズ通販サイトにPWリスト攻撃 - 一部で会員情報改ざんも