Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「IE 10」の「Flash Player」に脆弱性 - MSが修正パッチで対応

マイクロソフトは、「Internet Explorer 10」に含まれる「Adobe Flash Player」の脆弱性を修正する更新プログラムを提供開始した。

更新プログラムは、「Windows 8」および「Windows Server 2012」へ提供している「IE 10」の「Adobe Flash Player」に含まれる脆弱性を修正するパッチ。

同社製品の脆弱性を修正するプログラムではないため、「セキュリティ更新プログラム」ではなく、「更新プログラム」として公開しており、セキュリティアドバイザリにて対応を呼びかけている。

同プログラムでは、Adobe Systemsが8月14日に公開したアップデートで解消した「CVE-2012-1535」のほか、8月21日のアップデートで対応した8件の脆弱性に対応したという。「CVE-2012-1535」についてはすでに脆弱性に対する攻撃が発生している。

同社は、ブラウザとして「IE」を利用していない場合でも、Officeなど他アプリケーションからIE経由で「Adobe Flash Player」を呼び出す可能性があるとして適用を推奨している。

(Security NEXT - 2012/09/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Palo Alto「GlobalProtect App」に無効化できる脆弱性 - Linux版のみ影響
「HashiCorp Vault」に複数の脆弱性 - 「クリティカル」も
プロキシサーバ「Squid」に深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「Microsoft Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性1件を解消
「Chrome」にアップデート - セキュリティ関連の修正4件
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
一部「SonicOS」のSSL VPNに脆弱性 - DoS攻撃のおそれ
Apple、「macOS Sequoia 15.6」など公開 - 脆弱性87件を修正
「PowerCMS」に6件の脆弱性 - 修正版が公開