9月公表の紛失PCに取引先情報など含まれることがあらたに判明 - ハンゲーム
NHN Japanは、オンラインゲーム「ハンゲーム」のチャットログなどが保存されたPCを委託先が紛失した問題で、ユーザーからの問い合わせ内容や取引先情報なども含まれていたことを明らかにした。
同問題は、中国の同社関連会社であるNHN Service Technologyにおいて、従業員が9月10日に現地でタクシーを利用した際、ノートPCを置き忘れて紛失したもの。
ゲーム内サービス「ミニメール」の内容47件や、チャットサービスのやりとり内容5件、問い合わせに関する内容やメールアドレス1件が含まれていたとして、同社では9月26日に紛失を公表した。その後もPCは発見されていない。
さらに同社が調査を進めたところ、すでに公表済みの情報にくわえ、ユーザーからの問い合わせ内容382件、「ミニメール」の内容2件、および取引先担当者の氏名、会社名、電話番号、メールアドレスなど232件の情報が、所在不明となっているPC内に保存されていたことがわかった。
紛失した情報の不正利用は報告されていないという。同社では対象となるユーザーに対し、説明と謝罪を行うとともに、500円分の電子マネーを送付。また取引先担当者にも、個別に謝罪するとしている。
(Security NEXT - 2011/11/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
個人情報含む行政文書を紛失、誤廃棄の可能性 - 公取委
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
マンション管理業務主任者登録の申請書類が所在不明に - 国交省
ATM取引情報が保存された外部記録媒体を紛失 - 苫小牧信金
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
都立高校で1クラス分の「いじめに関するアンケート」が所在不明
中学生徒の個人情報含む私物USBメモリを紛失 - 薩摩川内市
小学校児童の名簿を一時紛失、ATMに置き忘れ - 大阪市
国民生活基礎調査の手書き名簿を紛失 - 新潟市
新人教育で使用するUSBメモリを紛失、内部に評価表 - 砂川市立病院