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レコード会社ら31社、YouTube動画ダウンロード支援サイトを提訴

レコード会社30社および音楽出版社1社は、YouTubeで配信されている動画のダウンロードできるオンラインサービスを提供していた運営会社のミュージックゲートに対し、サービスの停止や損害賠償を求め、東京地方裁判所に提訴したと発表した。

ミュージックゲートが提供していた「TUBEFIRE」は、「YouTube」にアップロードされている動画を、ユーザーがファイルとしてダウンロードできるようにするサービス。

日本レコード協会では、サービス提供時に動画や楽曲などのファイルを無断で複製し、送信可能な状態にしていたとして、著作権の複製権、および公衆送信権を侵害したと主張。

また同社のサーバ上に動画や音源など約1万ファイル保存されていることを各レコード会社は確認したとしており、約2億3000万円の賠償額を算出したという。

ミュージックゲートや同社サービス「TUBEFIRE」のウェブサイトは、8月24日の時点でウェブサイトへアクセスできない状態となっている。

(Security NEXT - 2011/08/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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