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大量検挙による「Share」利用者の縮小は一時的 - ネットエージェントまとめ

ネットエージェントは、2010年12月から2011年1月31日にかけて、ファイル共有ソフト「Winny」「Share」「Perfect Dark」のネットワークへ接続されていた端末数について調査を実施し、推移を取りまとめた。

2011年1月には、約1年2カ月ぶりにファイル共有ソフトを利用した著作権法違反の一斉検挙が行われたが、同社によれば「Share」で一時的な利用者の減少が観測されたが、月末には以前の水準まで戻ったという。

「Share」の利用動向を見ると、12月は週末や休日に10万件を超える端末が接続され、26日に10万8528件とピークを迎えている。平日についても12月16日を除き、連日9万件以上が接続されていた。

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接続している端末数のグラフ(グラフ:ネットエージェント)

(Security NEXT - 2011/02/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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