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個人情報含む行政文書がWinny経由で流出 - 大牟田市消防本部

福岡県大牟田市の消防本部職員の私用パソコンから、個人情報含む行政文書など約3000件がファイル共有ソフト「Winny」を介してインターネット上に流出していたことがわかった。

今回、流出が明らかになったのは、危険物を取り扱う施設の立ち入り検査報告書および許可書や、完成検査証など危険物規制事務に関する行政文書。また、企業名や氏名が記載された危険物取扱者の試験を受けるための講習会受講者名簿なども含まれる。

同市によれば、職員は文書をUSBメモリにコピーして持ち出し、ファイル共有ソフトである「Winny」がインストールをインストールした私用パソコンで作業を行っていたという。同市では今回の事故を受け、職員を対象に情報管理に関する緊急点検を実施する。

(Security NEXT - 2009/05/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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