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ウイルス混入で販売停止となったEee Boxが再び出荷開始

ASUSTeK Computer(ASUS)は、ウイルスの混入が判明し、販売を一時見合わせていたミニパソコン「Eee Box」の販売を、11月29日より再開する。

10月2日に発売した「Eee Box B202」や「Eee Box B202+液晶ディスプレイセット」のDドライブにウイルスが混入していたもので、発売日翌日に購入者の指摘により問題が発覚。同社では同製品の販売を停止し、無償で製品交換など対応を進めていた。

対象となる「Eee Box」の出荷台数は約4500台で、実際に販売されたのは300台。ウイルスは、チェック用のテストデータ経由で混入した「TROJ_GAMETHIE.RZ」で、オンラインゲームのパスワードなどを盗み出すトロイの木馬だった。

(Security NEXT - 2008/11/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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