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神奈川県の学生情報流出事故で日本IBMが窓口設置 - 不審メールなどに注意呼びかけ

神奈川県において、県立高校に在籍した学生の情報がファイル共有ソフト「Share」経由で流出した問題で、業務を受託していた日本IBMは、問い合わせ窓口を設置した。

今回の事故を受けて、すでに神奈川県では12日より相談窓口を設置しているが、日本IBMでも問い合わせを受け付けるフリーダイアルを17日より設置。平日はもちろん、年末年始を除く土日祝日についても、9時から18時まで電話で対応する。

今回の事故では、生徒の氏名や住所、電話番号にくわえ、口座情報が流出しているが、同社や神奈川県教育委員会が、情報が流出した関係者に銀行口座について問い合わせを行うことはないとして、不審なメールや電話へ注意するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2008/11/17 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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