Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報の漏洩報道を受け釈明 - 慶応大病院

慶応義塾大学病院の診療記録が、4月に誤ってゴミとして廃棄され、回収されていたことが判明した。フジテレビが9月に入って事故を報じたことを受け、同院では釈明を行った。

4月19日深夜にマンションのゴミ集積所で住民が発見し判明、同院が回収したもの。マンションの住民である慶応大学医学部関係者が誤って雑誌などとともに診療記録を廃棄したことが判明したという。

同院では、集積所に置かれた時間が短時間だったことから漏洩はなかったと結論付け、4月に長期持ち出したとして関係者を厳重注意とし、留学延期、自宅謹慎の処分を行ったという。

慶応義塾大学病院
http://www.hosp.keio.ac.jp/

(Security NEXT - 2008/09/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

教員がサポート詐欺被害、NAS内の個人情報が流出か - 山形大付属中
市バスのドラレコ映像が保存されたUSBメモリが所在不明 - 川崎市
がん検診クーポン券に別人の住所、委託事業者のミスで - 横須賀市
個人情報流出の可能性、高負荷から事態を把握 - 楽待
Perl向け暗号ライブラリ「CryptX」に複数脆弱性
監視ソフト「IBM Tivoli Monitoring」にRCE脆弱性 - 早急に更新を
掲示板ツール「vBulletin」に深刻な脆弱性 - 実証コードや悪用も
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
委託先で個人情報流出か、セキュリティ監査に虚偽報告 - ソフトバンク
「Wazuh」や「Windows WEBDAV」の脆弱性悪用に注意