信号待ちでひったくり被害、顧客情報一時盗まれる - 東京ガス

東京ガスは、ガスメーターの検針業務を委託している同社子会社の東京ガス・カスタマーサービスにおいて、顧客情報を保存した携帯端末の盗難が発生したと発表した。端末は翌日に発見、回収されている。

従業員が7月1日に検針先へ自転車で向かい、信号待ちをしていた際、自転車に乗った男性にひったくられたもので、自転車の前かごから鞄ごと端末を持ち去られたという。鞄は翌2日に同区内の路上で発見され、端末も同時に回収された。

被害に遭った端末には、氏名や住所、電話番号、ガス使用量、前月の領収金額や今月の請求金額、口座番号など大田区内の顧客19世帯分の情報が保存されていた。

端末内のデータは暗号化されており、さらに暗証番号を複数回誤って入力すると、端末内から消去されるよう対策を実施していた。今回の盗難により不正利用されたといった報告は受けていないという。

（Security NEXT - 2008/07/02 ）ツイート