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NTT西日本の顧客情報が「Share」経由で流出 - 関連会社委託先から

NTT西日本の顧客情報が、関連会社の業務委託先からファイル共有ソフト「Share」を通じて、インターネット上へ流出したことがわかった。

NTT西の関連会社であるNTT西日本-ホームテクノ東海の業務委託先従業員が、私用パソコン内に工事関連の資料を保存していたところウイルスに感染。インストールされていたファイル共有ソフト「Share」を通じてインターネット上へ流出したという。

流出したデータは、2006年11月、2007年1月にNTT西静岡支店へパソコン設定工事を申し込んだ静岡県内の法人や個人など1812件の顧客情報で、氏名や住所が含まれる。NTT西などは、関連する顧客へ書面を送付し、謝罪するという。

NTT西日本は、5月末に今回とは別の業務委託先においてファイル共有ソフト「Winny」経由の情報漏洩事故が判明し、公表したばかりだった。

(Security NEXT - 2008/06/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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