トレンドマイクロが不具合の原因公表 - 振る舞い検知機能で想定外の処理時間
トレンドマイクロのウイルス対策製品において一時不具合が発生した問題で、同社は原因などを明らかにした。
問題が発生した「ウイルスパターンファイル4.995.00」において、同社ではダウンローダ型の不正プログラムに対応する新機能として振る舞い検知機能を強化したが、ファイルのサイズや種類によって当初の想定以上の処理時間が発生してしまったという。
また、発表時は企業向けの4製品において現象が発生するとしていたが、それら製品に限らず、ウイルスパターンファイル4.995.00を使用した際に発生することも明らかにした。同社ではすでに問題を解決した「同4.997.00」を公開しており、同バージョン以降では同様の問題は発生しないとしている。
トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/
(Security NEXT - 2008/02/15 )
ツイート
PR
関連記事
1月のDDoS攻撃件数、前月比29%増 - IIJレポート
厚労省の「マイジョブ・カード」、別人情報が表示される不具合
年金事務所を装う電話に警戒を - 偽マイナポータルに誘導
ログ解析ツール「Splunk Enterprise」に複数脆弱性
「Node.js」にまもなくセキュリティアップデート - 2件を修正予定
初期侵入から平均62分で横展開を開始 - わずか2分のケースも
案内メール誤送信で事業所担当者のメアド流出 - 協会けんぽ
個情委、「LINE」情報漏洩でLINEヤフーに勧告 - 「ヤフオク!」に関する指導も
「Chromium」の深刻な脆弱性、すでに悪用済み - 「MS Edge」も緊急更新
NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から