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ジャックス、全国18カ所において債権証書362件を紛失

ジャックスは、全国18カ所において債権証書362件を紛失したと発表した。

債権証書は、完済した際に弁済者へ返還することが貸金業規制法で定められているが、4月に同社の近畿にある債権管理部署において、一部完済した顧客に対して債権証書が返還されていないことが判明したという。

さらに調査を実施したところ、同部署における115件のほか、全国18カ所の債権管理部門において362件の証書が所在不明になっていることがわかったもので、債権証書には、氏名や住所、生年月日、電話番号、勤務先のほか、返済に利用している金融機関や口座番号が記載されていた。

同社は、組織変更の際に誤って廃棄したり担当者が店舗内で紛失したことが原因で、流出の可能性は低いと結論づけている。同社では関連する顧客に書面で謝罪した。紛失した個人情報の不正利用などは発生していないという。

ジャックス
http://www.jaccs.co.jp/

(Security NEXT - 2007/10/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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