Winny経由で顧客リストや社員情報が流出 - VSN
技術者の人材派遣事業などを手がけるVSNは、従業員宅の私用パソコンから顧客情報や社員の個人情報などが外部へ流出したと発表した。
今回の情報漏洩は3月27日に発覚したもので、2006年に作成されたファイルがウイルスに感染した従業員のパソコンからWinnyネットワーク上へ流出。法人顧客332社の名称や所在地のほか、社員の氏名や所属、一部メールアドレスなど、1589名分の個人情報が含まれる。
同社によれば、不正利用された報告などは受けていないとしており、関係者に対して書面による謝罪など個別に対応を実施するとしている。
同社では従業員に対してファイル交換ソフトの利用を禁止し、社内でもインストールできないシステムを導入していたが、今回の事故を受け、自宅におけるファイル交換ソフトの使用禁止や業務情報の持ち出しがされていないかなど、社内教育を実施するという。
(Security NEXT - 2007/04/10 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
関係者向けメールで誤送信が発生 - 協立情報通信
サイトが改ざん被害、情報流出を確認 - 自立支援のNPO法人
Ivanti脆弱性、国内でも12月下旬より悪用 - マルウェアにパッチ機能
NICTがシンポジウム開催 - 研究報告や女性活躍のパネルも
「PandasAI」にプロンプトインジェクションの脆弱性
フィッシング被害者のアカウントがさらなる攻撃の踏み台に - 東京外大
ランサム攻撃グループ「8Base」関係者が逮捕 - 400社以上が標的
NVIDIA、アドバイザリ4件を公開 - 複数製品の脆弱性を解消
米当局、悪用が確認されている脆弱性6件に注意喚起
Ivanti、アドバイザリ3件を公開 - 深刻な脆弱性などへ対処