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学生所有パソコンのP2Pソフトを経由して患者情報が漏洩 - 東京医科歯科大

東京医科歯科大学付属病院の患者情報69件が流出している可能性があることがわかった。

同大学医学部学生の私用パソコンからファイル交換ソフトを経由して流出したもの。学生は勉強のために患者情報を含む教育用データを無断で持ち出し、私用パソコンに保存していた。流出した情報には、病歴など個人情報を含まれていたという。

文部科学省から同大学へ指摘があり事故が判明。同大学では、個人情報管理について講義に盛り込むほか、持ち出し禁止の誓約書を取り付けるなど対策を進めていたが、守られていなかった。該当する患者に対して事情を説明、謝罪していくという。

(Security NEXT - 2007/02/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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