Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

学生の個人情報506件が院生のPCからShare流出 - 甲南大学

甲南大学は、一部履修者の個人情報506件がファイル交換ソフト「Share」を介してネット上に流出したと発表した。

流出したのは、2005年度の法学部情報処理クラスの履修者205名、および2005年度、2006年度の理学部情報システム工学科の履修者301名の個人情報。氏名、学籍番号、出欠記録などが含まれている。

文部科学省からの指摘により判明したもの。助手を務めた大学院生が、履修者情報を持ち出して自宅のパソコンで作業していたところ、ウイルスに感染したことによりShareを介して流出という。

該当する学生に対しては、謝罪の文書を送付した。また、同社では事件解明のため、外部専門家による調査を実施、文部科学省へ状況を報告したという。

(Security NEXT - 2006/09/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

Fortinet複数製品の認証回避脆弱性、悪用が発生 - 設定確認を
「Apache Commons Text」旧版に深刻な脆弱性 - 「FileMaker Server」に影響
「Chrome」にアップデート - 「WebGPU」「V8」の脆弱性を解消
職員アカウントが侵害、迷惑メールの踏み台に - 中部生産性本部
SAP、月例パッチで脆弱性15件を修正 - 「クリティカル」も
非常用個人情報を電車に置き忘れ、車庫で回収 - 静岡市
AppleやGladinet製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「iOS」にアップデート - 「WebKit」のゼロデイ脆弱性2件など修正
複数サーバやPCがランサム被害、影響など調査 - 三晃空調
ConnectWise「ScreenConnect」のサーバコンポーネントに脆弱性