ソフォス、4月のトップ10ウイルスを発表 - ターゲットを絞ったトロイの木馬が増加
ソフォスは、2006年4月の「トップ10ウイルス」を発表した。
発表によれば、トップ10の上位はメール拡散型のウイルスが占めているものの、4月中に報告されたセキュリティ脅威の86%はトロイの木馬に関するものだったという。また、4月に使用されたメールのうち0.7%がウイルスメールだった。
同社によれば、セキュリティ脅威の主流は不特定多数を狙ったメール拡散型から、ターゲットを絞ったトロイの木馬に移行しつつあるという。また、全体の28%は情報や金銭の詐取を狙ったものだったという。
しかし一方、「Netsky-P」などメールで感染を拡げるウイルスも長期間に渡って上位にランクインしている。同社は、これらウイルスがまん延する原因をセキュリティ対策不足と指摘、対策の重要性を認識するよう注意を促している。
同社が発表したトップ10は以下の通り。
W32/Netsky-P
W32/Zafi-B
W32/Nyxem-D
W32/MyDoom-AJ
W32/Netsky-D
W32/Mytob-FO
W32/Mytob-C
W32/Mytob-Z
W32/Dolebot-A
W32/Mytob-AS
(Security NEXT - 2006/05/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
県営住宅家賃滞納者情報含む一部督促状を誤送付 - 神奈川県
廃棄カルテが一般ゴミに紛れる、搬送中に飛散 - 薩摩川内市
職業性曝露事故の関係者情報含むUSBメモリが所在不明 - 秋田大病院
メルアカ乗っ取り被害、スパム送信の踏み台に - MaOI機構
RSSフィードが改ざん、外部サイトのリンク混入 - リョーサン菱洋HD
ZohoのExchange監視ツールに深刻な脆弱性 - アップデートを
「Erlang/OTP」「RoundCube」の既知脆弱性が標的に - 米当局が注意喚起
情報セキュリティ教室の参加者一覧が閲覧可能に - NII
採用職員の健診関連情報含む名簿を誤送信 - 奈良県
クレカ不正利用、前四半期比2割増 - 200億円迫る勢い