Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

インターネットモール出店企業の情報がWinny上へ流出

ネオ・コミュニケーションズ・オムニメディアは、社員の私用パソコンがウイルスに感染し、ヤフーから受託した情報がWinny上へ流出したと発表した。

流出が確認されたのは、業務委託元であるヤフーの従業員102名分の氏名とメールアドレス、およびYahoo!ショッピングに出店している企業3169社分の一部経営情報、担当者氏名、電話番号、メールアドレスなど。また、同社の従業員126名分の氏名とメールアドレスも含まれる。

同社によれば、2005年7月に同社員が業務情報を持ち帰り、自宅のパソコンに保存。その後パソコンがウイルスに感染し、12月にネットワーク上に流出したという。2006年3月16日にヤフーからの連絡を受け、判明したという。

同社では、社内規定で持ち出しを禁止していたという。事件を受け、社内規定の周知徹底やインフラの整備を実施し、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2006/03/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

AIアプリの構築に活用される「BentoML」に深刻な脆弱性
「WooCommerce」向けのカスタムフィールド追加プラグインにRCE脆弱性
先週注目された記事(2024年4月21日〜2024年4月27日)
「MS Edge」にアップデート - 重要度「クリティカル」の脆弱性を解消
メール誤送信でファンクラブ会員のメアド流出 - クリアソン新宿
新「NOTICE」がスタート、脆弱性ある機器も注意喚起対象に
サイトで閲覧障害、影響や詳細を調査 - メディキット
緊急連絡用職員名簿をポーチごと紛失、翌日回収 - 江戸川区
指導要録の紛失判明、過去に緊急点検するも見落とし - 杉並区
複数フォームで設定ミス、入力情報が閲覧できる状態に - Acompany