約半数の企業が情報セキュリティ対策を重点的に推進
特に重視しているリスクについて、国内、海外でそれぞれ最大5項目の回答を求めたところ、国内外ともに「コンプライアンス違反、ガバナンス問題」が最多となり、国内において67.4%、海外で34.0%だった。
「情報、システムリスク」についても、国内では52.6%、海外で20.9%と上位に挙がっている。2020年に入り、新型コロナウイルスの感染拡大が問題となっているが、「感染症リスク」を挙げた企業は、国内では5.6%、海外は3.7%だった。
今後重点的に推進したいリスクマネジメントの取り組みを見ると、63.3%が「コンプライアンス体制の充実」を挙げた。
「情報セキュリティ対策の充実」が51.6%で続いて多いが、一方で「知的財産権、技術情報の侵害、流出への対策」との回答は10.2%にとどまる。
また「サプライチェーンリスクマネジメントの導入、強化(15.3%)」「エンタープライズリスクマネジメントの導入、強化(14.9%)」などを推進するといった回答も見られた。
(Security NEXT - 2020/03/03 )
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