不正アクセスでスパム送信、情報流出のおそれも - 長岡技科大
長岡技術科学大学は、教員のメールアカウントが不正アクセスを受け、迷惑メールの送信に悪用されたほか、個人情報含むメールの内容を閲覧された可能性があることを明らかにした。
同大によれば、教員1人のメールアカウントが不正アクセスをうけたもので、2019年10月17日19時半ごろから、パスワードを変更した翌18日23時半過ぎにかけて攻撃者によるアクセスが可能となり、同アカウントから6万6482件の迷惑メールが送信されたほか、メールボックス内のメールが閲覧された可能性がある。
メールボックスには、学内関係者とのメールのべ675件と、学外関係者とのメールのべ464件が保存されていた。
そのうちのべ30件のメールに学生の氏名やメールアドレス、のべ18件には学外関係者の氏名や住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報が保存されていた。またのべ3件には学内教職員の氏名や電話番号、メールアドレスなどが含まれる。
2019年10月17日21時過ぎ、同教員からメールサーバ管理者に対して、アカウントから大量の迷惑メールが送信されているとの報告があり、メールアカウントのパスワードを変更した。同大では、情報が漏洩した可能性がある関係者に対し、説明と謝罪を行っている。
(Security NEXT - 2020/02/13 )
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