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情報処理学会HCI研究会のウェブサイトが改ざん被害

情報処理学会に設置されているヒューマンコンピュータインタラクション研究会のウェブサイトが改ざんされていたことがわかった。閲覧するとマルウェアへ感染するおそれがあったという。

同サイトにおいて、悪意あるApacheモジュールが追加され、ウェブページを表示する際に「iFrame」タグを挿入するよう改ざんされていたもの。

Internet Explorerで閲覧すると、不正サイトに誘導。「Adobe Reader」や「Adobe Flash Player」「Java」の脆弱性が突かれて、マルウェアに感染するおそれがあった。

情報処理学会では、詳細について調査を行っており、同研究会のサイトについて安全性が確認できるまで閉鎖するという。また同サイトを閲覧した利用者へ、セキュリティ対策ソフトを用いてウイルスへ感染していないか確認するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2013/03/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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