Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

国立感染症研究所のサイトが改ざん - 感染症速報の配信に影響なし

国立感染症研究所のウェブサイトに不正アクセスがあり、一部改ざんされたことがわかった。現在暫定サーバで情報を配信している。

同研究所によれば、3月25日に内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)より指摘を受け判明したもので、同研究所は攻撃を受けたサーバを停止し、旧サイトを配信しているサーバへ暫定的に切り替えた。

改ざんされていたのは、同研究所のトップページで、情報漏洩やデータベースへの不正アクセスといった被害は発生していないという。

同研究所では、早急に対応が必要な感染症情報については暫定サーバで引き続き発信するとしているが、一部コンテンツが閲覧できない状況となっている。またサーバを共用している国立健康栄養研究所についても暫定サーバで配信している。

同研究所では、サーバの安全性を確認次第、早期に再開する予定で、セキュリティ対策も強化したいとしている。

(Security NEXT - 2012/03/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

公式Xアカウントが乗っ取り被害 - メガネの愛眼
求職情報サイトで遠隔操作やデータ取得の形跡 - 日刊工業新聞
サイトに不正アクセス、テスト環境でPW窃取される - 日水コン
福井県の味噌蔵通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出のおそれ
サイト改ざんで別サイトへ誘導 - 聖マリアンナ医科大東横病院
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
発覚2カ月前にもマルウェア実行の痕跡、情報流出は否定 - こころネット
eモータースポーツ大会の複数SNS公式アカウントが乗っ取り被害
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ヘアケアツール通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性