Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「三四郎シリーズ」に乗っ取りのおそれ - 修正用アップデートが公開

ジャストシステムの表計算ソフト「三四郎シリーズ」に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが公開されている。

同ソフトに、脆弱性「CVE-2014-0810」が含まれていることが判明したもの。細工されたファイルを開き、脆弱性が攻撃を受けると、任意のコードを実行され、端末の制御を奪われる可能性がある。

影響を受けるのは、「同2010」から「同2007」まで。統合製品やパック、ビューアなどにも脆弱性が存在する。開発元であるジャストシステムでは、脆弱性を修正するアップデートモジュールを開発。ウェブサイトで利用者向けに提供を開始した。

また情報処理推進機構(IPA)では、今回の脆弱性に関して、攻撃が行われた場合、影響が大きいとして早急な対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2014/01/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Kubernetes」マルチテナント管理ツール「Capsule」に深刻な脆弱性
Google、「Chrome 139」をリリース - AIが発見した脆弱性を修正
「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起
「Flowise」に深刻な脆弱性、パッチは未提供 - PoCが公開
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ