QNAP、脆弱性「PHP2Shell」へ順次対応 - 「NDR」向け更新は準備中
ファイルストレージサーバなどを提供するQNAPは、PHPに深刻な脆弱性「PHP2Shell」が判明した問題で、同社のOSやアプリケーション向けに修正版を順次提供している。
「PHP2Shell」は、プログラミング言語である「PHP」に判明した2件の脆弱性「CVE-2026-109618」「CVE-2026-109619」。メモリ破壊や解放後のメモリを使用する「Use After Free」の脆弱性で、コードの実行や情報漏洩につながるおそれがある。
同社はセキュリティアドバイザリを公開し、「QTS」「QuTS hero」「QuTScloud」「TVR OS」などのOSや、「Notes Station 3」「QVR Surveillance」向けにセキュリティアップデートを用意。
一方、内部ネットワークにおける脅威の検出や対応など、「NDR」機能を提供する「ADRA」デバイス向けOS「QNE ADRA」についても「同1.0.7」および以前のバージョンが脆弱性の影響を受けるとし、修正版の提供に向けて準備を進めている。
同社は、脆弱性が修正されていない場合、対象機器をインターネット上へ公開することを避け、信頼できるネットワークからのアクセスのみに制限するなど対策を求めた。
くわえて「Container Station」で動作するコンテナやサードパーティ製アプリに含まれる「PHP」環境については、これらアップデートの対象とはならないため、注意が必要となる。
(Security NEXT - 2026/11/02 )
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