Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

自動送信ログに個人情報含む不具合 - パナソニック製カーナビ

パナソニックオートモーティブシステムズは、同社が発売した一部カーナビ製品において、Wi-Fiネットワークに機器を接続した際、同社に送信されるログデータに一部個人情報が含まれていたことを明らかにした。

同社によれば、2022年12月に発売したカーナビステーション「ストラーダ」の7モデルにおいて、2023年2月までの間、スマートフォンのWi-Fiネットワークに機器を接続し、自動ログ送信機能を「有効」にしていた場合、同社へ送信されるログデータに本来は送信の対象外である個人情報が含まれていたもの。

3月29日の時点で自動ログ送信機能は停止しており、Wi-Fiに接続しても個人情報が送信されることはないという。またBluetooth接続については対象外としている。

同社がでは取得した個人情報について漏洩がないことを確認したうえで削除した。

(Security NEXT - 2023/03/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

ウェブメール「Roundcube」にXSSなど脆弱性 - 更新を強く推奨
【特別企画】最先端企業が直面した「AIセキュリティの盲点」とは? - 生成AIテーマにカンファレンス
「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
県サイト資料に非公開の個人情報、マスキング未処理 - 静岡県
職員用グループウェアがランサム被害、生徒情報流出か - 向上学園
自治体委託イベントの申込フォームに不備 - 個人情報が閲覧可能に
サイバー攻撃被害が判明、内部情報へアクセスされた痕跡 - BBT
個人情報含む記憶媒体紛失、教諭2人を懲戒処分 - 北海道
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数