Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「vSphere Replication」にコマンドインジェクションの脆弱性

VMwareは、「vSphere Replication」に脆弱性が明らかとなった。アップデートを提供している。

開始時の設定ページにコマンドインジェクションの脆弱性「CVE-2021-21976」が判明したもの。非公開で報告を受けた。同脆弱性の悪用には同製品の管理者権限が必要となるが、同製品が動作するシステム権限でシェルコマンドを実行されるおそれがあるという。

共通脆弱性評価システムであるCVSSv3のベーススコアは「7.2」で、重要度は「重要(Important)」とレーティングされている。

同社は脆弱性を解消した「同8.3.1.2」「同8.2.1.1」「同8.1.2.3」「同6.5.1.5」をリリース。利用者へ対応を呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/02/15 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Tenable Identity Exposure」に脆弱性 - 2月の更新で修正済み
Acronisのデータバックアップ用インフラ製品に深刻な脆弱性 - すでに悪用も
組込システムの検証テストツール「NI VeriStand」に複数脆弱性
SonicWall、「Blast-RADIUS」の緩和策でアドバイザリ
「Spring Cloud Data Flow」に深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「BIND 9」の脆弱性、関連機関がアップデートを強く推奨
「Telerik Report Server」に深刻な脆弱性 - 最新版へ更新を
「VMware ESXi」「vCenter Server」に脆弱性 - 修正パッチが公開
Oktaのウェブブラウザ向けプラグインにXSS脆弱性
「GitLab」にセキュリティアップデート - 脆弱性6件を修正