「Chrome 87.0.4280.141」が公開 - セキュリティに関する16件の修正を実施
Googleは、「Windows」や「macOS」「Linux」向けに「Chrome 87.0.4280.141」をリリースした。
今回のアップデートでは、セキュリティに関する16件の修正を実施。CVEベースで、13件の脆弱性を解消した。重要度がもっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれていない。
重要度が次に高い「高(High)」とレーティングされている脆弱性は12件で、8件の「Use After Free」をはじめ、ヒープバッファーフロー、域外メモリの書き込み、ポリシーの不適切な適用などを修正した。
のこる1件については、重要度が「中(Medium)」とレーティングされている。同社では数日から数週間をかけてアップデートを展開していく予定。今回修正された脆弱性は以下のとおり。
CVE-2020-15995
CVE-2020-16043
CVE-2021-21106
CVE-2021-21107
CVE-2021-21108
CVE-2021-21109
CVE-2021-21110
CVE-2021-21111
CVE-2021-21112
CVE-2021-21113
CVE-2021-21114
CVE-2021-21115
CVE-2021-21116
(Security NEXT - 2021/01/07 )
ツイート
PR
関連記事
ゼロデイ攻撃は8カ月以上前 - 「Active! mail」脆弱性の影響拡大に懸念
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性