「VMware ESXi」などに3件の脆弱性 - アップデートがリリース
「VMware vSphere ESXi」「VMware Workstation」「VMware Fusion」に複数の脆弱性が含まれていることが明らかとなった。VMwareでは、脆弱性へ対処したアップデートを提供している。
3Dアクセラレーションを有効にした環境において影響を受ける脆弱性3件「CVE-2019-5516」「CVE-2019-5517」「CVE-2019-5520」が判明したもの。
いずれも域外よりメモリを読み込む脆弱性。「CVE-2019-5516」「CVE-2019-5517」については、情報漏洩およびサービス拒否が生じるおそれがある。また「CVE-2019-5520」では情報漏洩のおそれがあるとしている。いずれも重要度は、4段階中2番目にあたる「Important(重要)」とレーティングされている。
同社は、「ESXi」向けに「ESXi670-201904101-SG」「ESXi650-201903001」をリリースしたほか、「Workstation15.0.3」「同14.1.6」および「Fusion 11.0.3」「同10.1.6」を提供している。
(Security NEXT - 2019/04/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
SAML認証ライブラリに脆弱性の指摘 - CVE番号は「拒絶」に
「MS Edge」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を解消
米当局、悪用脆弱性に6件追加 - SharePoint関連はランサムも悪用
「Apache httpd」のアクセス制御に脆弱性 - 条件分岐が常時「真」に
NVIDIAのGPUディスプレイドライバや仮想GPUソフトに複数脆弱性
GitLabにXSSなど複数の脆弱性 - アップデートを呼びかけ
SonicWall「SMA 100」に脆弱性 - Googleが報告した攻撃との関連不明
「Sophos Firewall」に複数の「クリティカル」脆弱性 - 対象機器は1%未満
ブラウザ「Firefox 141」が公開 - 脆弱性18件を解消
中国複数グループが「ToolShell」攻撃を展開 - 攻撃拡大に懸念