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不正アプリ38種がGoogle Playで流通 - 広告目的か

ユーザーが誤ってインストールしてしまった場合、アプリはみずからホーム画面のアイコンを削除。「Helper」といった名称で、本来の目的とは異なるアプリを偽装することで存在を隠ぺい。バックグラウンドで動作を続けていた。

別のアプリをダウンロードする広告を表示するほか、特定ブログのURLへアクセスするよう促す機能が備えており、ウェブへのトラフィックを獲得するために配布しているものと同社では分析している。

同社によると、いずれもGoogle Playより削除されているという。

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流通したアプリの一覧(表:シマンテック)

(Security NEXT - 2018/05/14 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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