ファーストサーバ障害受け、政府機関に外部事業者の利用状況を確認要請 - NISC
内閣官房情報セキュリティセンター(NISC)は、ファーストサーバで大規模な障害が発生し、データが消失した事故を受けて、府省庁へホスティングの利用状況を確認するよう注意を喚起した。
今回の注意喚起で同センターは、各府省庁において今回事故が発生した同社の関連サービスを利用していないか、地方紙部局や委託先も含めて確認するよう要請。
くわえて同社以外の事業者も含め、クラウドサービスやホスティングなど約款に基づいてサービス提供を受けている場合、バックアップなど保証されておらず、利用者側の責任となっている場合があるとして、契約内容や約款を確認し、バックアップの実施など対策を講じるよう求めた。
また今回の事故では、本番環境とバックアップ環境へ同時に更新を適用したことがデータ喪失を招いたとして、各府省庁が自前で運用するサーバについても同様の運用が行われていないか確認を促すとともに、必要に応じて所管する企業や団体に対して周知するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2012/07/02 )
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