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シトリックスとアイネット、DaaSの提供で協業

シトリックス・システムズ・ジャパンとアイネットは、クラウドを利用した仮想デスクトップ(DaaS)の提供で協業した。今回の協業により、アイネットはシトリックスのパートナープログラム「Citrix Solution Advisor」の「ゴールドメンバー」となる。

今回の協業を通じ、アイネットでは仮想化システムやプライベートクラウドのサービスをワンストップで提供する「VAiOS」において、デスクトップ仮想化ソリューション「Citrix XenDesktop」や 「Citrix XenApp」を6月にサービスメニューへ追加。あらたなブランド「VIDAAS」として展開していく。

同サービスでは、印刷操作によりPDFへ変換、「VAiOS EASY Cloud Service」上のストレージサービス上へプールし、ペーパーレスを実現するプリンティングサービスなども搭載している。

複数の仮想NetScalerインスタンスをサポートする「Citrix NetScaler SDX」を活用して「Citrix OpenCloud」を提供。オンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドのハイブリッドクラウドサービスが利用できる。

発表会に登壇したシトリックス代表取締役社長のMichael King氏は、2010年は仮想化デスクトップ元年だったが、計画停電、在宅勤務など需要が高まっている点を指摘した。

またアイネット常務取締役の田口勉氏によれば、今回のサービスについて3年で15億円の売上を見込んでいるという。

震災以降テレワークに関する問い合わせが増加しており、同社では今回のサービス強化により在宅勤務など企業の事業継続などの需要に対応していく。

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シトリックス代表取締役社長のMichael King氏

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アイネット常務取締役の田口勉氏

(Security NEXT - 2011/04/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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